私たちは、何度でも「脳汁」に裏切られる
「次は冷静に判断しよう」
「SNSの煽りには乗らない」
そう心に誓っても、いざマーケットが動き出し、
画面上の数字が激しく上下すれば、私たちの理性は一瞬で焼き切れます。
第2回でお話しした私の「乾汽船での戦死」は、知識がなかったから起きたのではありません
「意志の力」に頼りすぎたから起きました。
2026年、ホルムズ海峡の緊迫。
この荒波を前に、私たちが本当に持つべきは、高度な分析術ではありません。
どんなに脳汁が溢れても、自分を強制的に踏みとどまらせる「仕組み」です。
「記憶」は都合よく書き換えられる、「記録」だけを信じろ
私が10年間の投資失敗から学んだ最大の教訓。それは、「記憶より記録」です。
含み損が増えたとき、人は無意識に「いつか戻るはずだ」と過去の成功体験を引っ張り出し、
都合の悪い情報を脳から消去します。
だからこそ、自分の感情を挟まない「記録」が必要です。
そして、その記録を「守る」ために私が行き着いた結論。
それが、「口座隔離」という物理的な防波堤でした。
松井証券を「隔離用のシェルター」にする理由
メイン口座で激しく売り買いをしていると、
どうしても「遊びの資金」と「守るべき資金」が混ざり、判断が鈍ります。
そこで私は、特定の資金を「松井証券」に隔離しました。
なぜ松井証券なのか。そこには「失敗学」に基づいた明確な理由があります。
- 「戦場」からの強制的な切り離し 普段使っているツールとは別の場所に資金を置く。たったそれだけのことが、熱狂した脳を冷やすための「物理的な壁」になります。
- 圧倒的な「使いやすさ」と「透明性」 大正7年創業という老舗の安心感はもちろん、松井証券のUIは「今、自分が何をすべきか」を冷静に判断させてくれるシンプルさがあります。
- 情報に踊らされないための環境作り あえて口座を分けることで、「この口座の資金だけは、SNSの煽りに流されず、自分の決めたルール(記録)に従って運用する」という覚悟が生まれます。
結び:海運の波に乗る前に、足場を固めよ
ホルムズ海峡の封鎖。海運株は「買い」かもしれません。
しかし、その波に乗って利益を掴めるのは、
荒波に飲み込まれない「防波堤」を築いた者だけです。
SNSのノイズを遮断し、松井証券で口座を隔離し、自分の「記録」だけを信じる。
かつて乾汽船の亡霊に取り憑かれた私が、ようやく辿り着いた答えです。
あなたは、また同じ過ちを繰り返しますか?
それとも、今この瞬間に「仕組み」を作り、新しい投資家として一歩を踏み出しますか?
決めるのは、あなたです。
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